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【富山県】四十物昆布 香典返しの昆布の使い道 残さず食べるアイディアを紹介

県外の方にとって昆布といえば、祝い事の印象が強いようですが、富山県では香典返しに昆布の詰め合わせをいただくことが多いです。
夫も仕事の付き合いがあり、参列する機会も年に数回あり、そのたびに海苔やお菓子の詰め合わせなどと昆布の詰め合わせをいただくことがあります。
例えばこんな感じに箱詰めされてます。

せっかく頂いたのだから残さず使い切りたいですよね?我が家でも(料理が苦手なりに)毎回工夫して使っています。我が家の使いきり方法を紹介したいと思います。

香典返しで頂いた昆布。どうやって使ったら良いの?と困っている方にも参考になれば嬉しいです。

最近頂いたセットは、
白とろろ
ソフト昆布
おぼろ
きざみとろろ
椎茸
が入っていました。

とろろ昆布は、食卓に置いておけばご飯と組み合わせて美味しく食べられる商品です。
ご飯のふりかけにする、汁物やうどんにのせる、おにぎりの海苔の代わりに巻く、だけでも美味しくいただけます。

気になるのは昆布の味ですね。
比較的、黒いとろろは昆布の外側の部分なので海水の由来の塩分や漬けてあった酢の味が強めにでます。しっかりした味がします。辛く感じて苦手と感じるお子さんもいるかもしれません。少量ずつかけて美味しく食べられる量を見つけて下さいね。

白いとろろは昆布の内側の部分なので、あっさりとしていて素材の味を邪魔しすぎず食べやすい味です。汁物に入れてもとろーんとして美味しく、食べたあとの満足感もあるのでダイエット中の方にも魅力的な商品だと思います。また、昆布は、食物繊維が豊富なのでお通じも良くなりますよ。
私も毎食のご飯や汁物に白とろろをドンドン入れてます。


黒いとろろに抵抗感のある方もいらっしゃるので、食べ慣れない方はまずは白とろろが食べやすいかと思います。


ちなみにとろろと似ている商品でおぼろもあります。

おぼろはつながっていてかんなで削った木目の様な模様があります。とろろは糸のように細い昆布が集まったような印象です。何が違うのでしょうか?
どうやら削り方が違うようです。 
とろろはたくさんの昆布をギュッと集めてカンナのような機械で削っているのに対して、おぼろ昆布は平らな部分の多い等級の良い昆布をより分けて手作業で削っているそうです。質のいい物を選定して手作業で行うのは、時間も手間もかかりそうですね。おぼろ昆布は海苔のように巻いて使えますね。

ソフト昆布は、味が強めなのでかけ過ぎ注意ですが、ワカメが入っていてコリコリとした食感も楽しめるので、混ぜ込んでも美味しいです。焼いた肉に塩の代わりにかけても旨味が出て美味しく召し上がれます。炒め料理の隠し味にもオススメです。

また、椎茸は干してあるので戻す時間が必要です。朝、鍋に水と干し椎茸を入れておけば夜には味噌汁などにして食べられますね。

富山県でだしと言えば、濃厚なだしのとれるラウス昆布が好まれてよく利用されています。(京都なら澄んだ上品な味のだしがとれる利尻昆布がよく使われますね。)

きちんとだしを取るには、100mlの水に対して5センチ角切り(約2g)を入れると良いようです。必要な量に合わせて昆布の大きさを変えていきましょう。一晩水につけておけば美味しいだしが出るので、そのまま昆布水としても美味しく飲むことができます。

我が家で昆布だしを使うとき、だしをとってから昆布を取り出すのは面倒なので、キッチンばさみで食べやすい大きさに刻んで入れてしまいます。具として一緒に食べてしまえば昆布を丸ごといただくことができますよ!細かく切った方が断面も増えるのでだしも出やすくなるそうです。カレーの隠し味&具として刻んだ昆布を入れてしまえば、昆布が苦手な子どもたちも美味しく昆布を食べることができますね。
醤油などの調味料に昆布片を入れておくと昆布の旨味が出て美味しくなりますよ。
また、パウダータイプなら子どもの離乳食に普段の炒め物や汁物に手軽に取り入れることができますね。食物繊維、カルシウム、ヨードなど子どもの成長に必要な栄養を補うことができるので毎日色んな食材と合わせて摂取できると続けていけますね。


寒くなってくると煮物や鍋が美味しくなりますね!
煮しめ用には棹前昆布がオススメです。棹前昆布とは、通常サオを入れる時期よりも早い時期に若くて柔らかい昆布を取っているので早く柔らかく煮える昆布です。
水に5分程つけてから30分程しっかりと煮れば柔らかくなるので、おでんや煮物に入れて味つけをしたら美味しく食べられます。味をつけると身がしまるので柔らかく煮てから味付けすると良いようです。
味付けがうまくいかなかったときも一晩おくと昆布から出るだしで美味しくなるのであきらめずに食べてみて下さいね。


昆布茶も美味しいですね。
味を付けた2センチ程度の角切りの昆布が入っていてお湯をかけて軽く混ぜるだけで美味しい昆布茶がいただけます。中の昆布も柔らかいので一緒に食べられるので小腹が空いたときの健康的な間食としてもオススメです。


最近のお気に入りは焼きラウス。
パリパリとスナック菓子のような食感が美味しい商品です。
昔、ストーブの上で焼いて作ったと懐かしい思い出がある人も多いようですね。
湿気ると固くなってしまうので、美味しさを守るため食べ終わったらしっかり密閉しましょう。


ちょっと口寂しいときのおやつにはこんぶ飴も美味しいですね。
子どもも大好きで良く食べてます。
水飴が入っているので歯にくっつくので歯磨きはしっかりしましょう!

大人なら甘くない磯の木昆布もオススメです。


他にも面白い商品があります。
形状記憶昆布。
お湯をかけるとクシュクシュに丸まった昆布がピンともどって、漢字があらわれる商品です。
結婚祝いの食事会やお誕生日会のサプライズとしても楽しめそうな商品です。
「祝」の他にも「寿」「結」「大吉」などがあります。


香典返しで頂いた昆布セットの使い方やその他の魅力的な商品を紹介しましたが参考になりましたか?
黒部のおっちゃんに言わせれば「あんたなーんもわかっとらんのぉ。ちがわいぜ。もっとうんまい食べ方あるが!」と注意されてしまうかもしれませんが、富山県民として今まで使ってきた経験や気になって調べたことをもとにオススメの商品を紹介しました。
改めて昆布の美味しさやメリットにも気付かされました。
昆布を意識的に取るようにしてからお腹の調子も良くなりました。満腹感が得られるのでご飯の量もセーブできるようになり意識的に取り入れればダイエットの効果も期待できそうです。

継続は健康のもと!
毎日の生活に昆布を取り入れてみて下さいね。

【参考記事】
【黒部市】富山県のお土産に昆布は外せない!昆布の選び方・使い方の紹介
【富山県】新説!所JAPANで紹介 昆布の消費金額日本一の富山県の理由 料理に合わせた昆布の選び方
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