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【黒部市】富山県のお土産に昆布は外せない!昆布の選び方・使い方の紹介

黒部市は、北海道への移民者も多く北海道とのつながりも強いところです。
その交流の中で北海道から富山県に昆布が運ばれ、富山県の根強い昆布文化を育むことになりました。
富山県と北海道の間には長い歴史があるんですね。

富山県と北海道の長い歴史の中で育まれてきた昆布文化。
富山県では昆布の消費量が多く、香典返しにも昆布セットが使われることが多いです。

例えばこういうセット!


「昆布ばっかりやん!!!」

転勤族の方からは「どうやって食べたらいいの?」戸惑いの声もよく聞きます。
富山県民でも正直食べきれないくらい、たくさん入っていると感じています。

富山県に来たからには、富山らしいお土産に昆布を買っていきたい!
何を選んでいいのかわからない
そんな風に迷っている方に
昆布の選び方・使い方を紹介していきたいと思います。

昆布が全て同じに見える

同じように見える商品でも産地、等級、昆布の部位、厚みや形の整い方で金額が違います。
昆布は、2〜10mと長く、牛肉やマグロのように部位によって硬さや味、向いている食べ方もあるので、好みに合わせて楽しむことができます。

羅臼昆布、利尻昆布、日高昆布、長昆布、真昆布、
昆布の産地だけでも、たくさんの種類があるので、何が違うのか
どれを選んでいいのか悩みますね。


真昆布(まこんぶ)
道南産(北海道の南の地方)の昆布で、昆布の中でも最高級品といわれる。上品な甘みがあり、まろやかですんだ高級だしになる。関西地方で特に人気のだし昆布。
羅臼昆布(らうすこんぶ)
オニコンブとも呼ばれ、北海道の北部でとれる、真昆布と並ぶ昆布の最高級品。味は濃厚で香りがよい。関東地方で特に人気のだし昆布。
利尻昆布(りしりこんぶ)
真昆布・羅臼昆布に続く高級品で、すんだ上品なだしがとれる。少し塩気があり黒っぽい色である。
日高昆布(ひだかこんぶ)
別名「三石昆布(みついしこんぶ)」とも言われ、日高地方(北海道の太平洋岸)でとれる。早くやわらかく煮えるので、煮物にして食べるのによい。
長昆布(ながこんぶ)
長さが15mくらいになる、釧路地方でとれる昆布。うまみはすくないので「だし」をとるのには向いていないが、やわらかくなるので、昆布巻きなどにして煮て食べるとよい。

様々な昆布がありますが、富山県の方に人気があるのは羅臼昆布。
濃厚でしっかりとした味があり、富山県では羅臼昆布を小さく切ったものをおやつ代わりに食べます。
口寂しい時にも気軽に食べられるのが良いですね。

関西の方によく使われる利尻昆布は、羅臼に比べてあっさりと上品で優しい味がするようです。
住んでいる場所の食文化によっても、好まれる昆布は変わってくるようですね。

羅臼昆布は、出汁昆布として使うだけでなく取り出さずに具としてそのまま食べたり、醤油や焼酎に入れても美味しいそうです。

昆布はカビが繁殖しないように気をつければ、1年以上賞味期限よりも長く利用できる食品です。
(最初からついている白い斑点はマンニットという旨味成分なので心配ないそうです。)
いつも冷蔵庫に保管していましたが、温度より湿度が大事らしく、冷蔵庫ではなく、できるだけ湿度の低い場所での管理が良いそうですよ。

味の違いも楽しめる

味付けしたものも昆布の違う面が楽しめます。
四十物昆布 おつまみ昆布

ちょっと疲れた時には、酢昆布が美味しい!
疲れた時の一休みにも、さわやかな酸っぱさがちょうど良いです。

レモン味チョコ味など、特色ある味付けの昆布も意外性があって楽しいですね。
バラエティーパックなら色んな味が楽しめます。

個人的に、おやつ昆布、こんぶ飴、とろろ巻き昆布は甘みがあって美味しいです。
子どものおやつにもオススメです。
ビールのお供には、わさび味のパリポリ昆布も美味しいですよ。

味付け昆布は持ち運びしやすくて、手軽に食べやすいので
汗をかく季節の水分補給と合わせて塩分補給するのにもオススメです!

子どもが朝ごはんを食べない!

子どもがご飯を食べない・・・育児中の親の悩みです。
おにぎりに細切り昆布を混ぜ込む、のり代わりにとろろ昆布を表面にまぶす、など、
昆布で味付けや見た目を変えて試してみるのも良いですね。

羅臼こんぶうどん
特に、子どもが好きな食べ物と言えばうどん!
細かく切った粗挽き昆布が練り込まれた商品もあります。
「チュルチュル」なら食べてくれる子もいますね!
夏にはそうめんみたいに食べても美味しそう!
四十物昆布 羅臼こんぶうどん

ミネラル、カルシウム、鉄分も豊富で、栄養が補えるのも嬉しいです。

富山と言えばとろろのおにぎり どんどん焼き

四十物昆布 とろろ昆布類
白とろろ 上黒とろろ
とろろ昆布には、白いとろろと黒いとろろがあります。
おにぎりにまぶして食べることが多いですね。



黒とろろは酸味があり、塩分を強く感じます。

白とろろはあっさりとして塩分も強く感じないので、子どもでも抵抗感無く食べやすいと思います。
おにぎりに海苔代わりにまぶしたり、うどんやお味噌汁に入れても美味しいですよ。
ブロッコリーやほうれん草などの野菜に和えても旨味が出て美味しくいただけます。


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納豆昆布
富山の祭には欠かせないソウルフードとも言える、どんどん焼きにも昆布が入ります。
薄めのお好み焼きのような生地に、桜エビや納豆昆布をパラパラとかけて焼きます。
栄養のあるちょっとしたおやつになります。

お好み焼きは、冷蔵庫の余った食材を入れて食べられるフードロス対策にもなる調理法ですね。
いつものお好み焼きに昆布を混ぜてみるのも美味しいですよ。

料理に使うなら煮昆布&ダシ昆布 昆布〆も美味しい

煮昆布 ダシ昆布
煮昆布にオススメは棹前の貝殻産昆布。

北方領土の領域で採れたもので、成熟前で薄く煮ると柔らかくなりとろけるような食感が楽しめます。
味をつける前に柔らかくなるまでしっかりと煮ましょう!
寒い季節には、大根や人参と一緒に煮て温かくいただくと体も暖まりますね。

カットした昆布を入れて、美味しいお出汁で温かいお鍋も良いですね!

昆布〆(こぶじめ)

昆布〆用 おさしみ昆布 130g

富山県は海に面しているので、魚もとっても美味しいです。
お刺身を昆布の間にはさんでおくと、昆布が素材の水気を吸って旨味が食材に移るので、そのまま食べるのとはまた違う味わいを楽しめます。
茹でたホタルイカも昆布〆にしておいたら箸が止まらない程の美味しさです。
子どもたちはホタルイカ食べないので、大人が独占できるのが嬉しかったり( *´艸`)
ラップでくるんで冷凍保存もできるので、安く手に入った時にはさんで冷凍しておけば長く楽しめます。
四十物昆布 昆布〆

おわりに

黒部市で昆布の販売と言えば四十物昆布が有名です。
スーパーなどでも取扱がありますが、魚の駅生地の道向かいには四十物昆布の直営店舗もあります。
他店で買うよりもお得に購入できるとあって、地元の方はもちろん県外からもお客さんが絶えません。
直売所では、昆布茶や各種商品の試食ができました。
市場より値段設定もお得なので近くにお出かけの際は直売所に寄ってみてはいかがでしょうか?
富山らしいお土産も購入できますよ!

【参考記事】
【富山県】四十物昆布 香典返しの昆布の使い道 残さず食べるアイディアを紹介
【アカモク】NHKあさイチでも紹介されたスーパーフード アカモク(ギバサ)
【昆布】さお前昆布で楽しむとろけるように柔らかくて美味しい煮昆布の作り方
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