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【富山県】新説!所JAPANで紹介 昆布の消費金額日本一の富山県の理由 料理に合わせた昆布の選び方

新説!所JAPANで紹介されました。
昆布の消費金額日本一の富山県の理由をお伝えします。

なぜこんなトコロが日本一!?

昆布の消費金額 日本一の富山県。家庭料理のあらゆるところで昆布が使われる富山の、自宅で昆布締めを作る文化を紹介。魚や野菜、さらには牛肉まで!簡単でおいしい昆布締めの作り方を伝授する。また、所さんも「うまい!」と絶賛!富山でしか食べられない「黒とろ」こと、黒いとろろ昆布とは?
昆布の取れない富山で、なぜ昆布がこれだけ愛されているのか?その秘密は、富山と昆布の産地である北海道・羅臼との深い結びつきにあった!

さらに、普段あなたは産地を見ずに昆布を買っていませんか?羅臼、利尻、日高など、産地別に適している料理を“昆布のプロ”が伝授。「昆布がこんなに奥深いものだとは!」と辺見えみりも驚いた、その産地別の特徴とは!これを見れば家庭料理がもっとおいしくなる!
新説!所JAPAN HPより

昆布の消費額

1位 富山県 1,859円
2位 福井県 1,454円
3位 京都 1,447円
全国平均 947円
富山県の昆布消費額は全国平均の約2倍!
これはよっぽど富山県で昆布が採れるのかと思いきや

昆布の生産量

1位 北海道 52,800t
2位 青森 2,700t
3位 岩手 300t

富山県はというと昆布生産量ゼロなんです!!
昆布自給率ゼロ%なのになぜ消費量が多いのか???

昆布の活用方法と消費量日本一の秘密に迫ります。

富山県の昆布好きを調査で、自宅に7.5mの巨大な真昆布を常備しているお宅の紹介

そのまま ハサミで食べやすい大きさに切って持ち歩き、口さみしい時に食べたり、焼酎に入れても美味しいそうです。特に活用しているのは、昆布締め。

昆布締めとは?

刺身を昆布で挟むことでうまみを食材にうつして食べる料理です。
刺身の水分を昆布が吸ってくれるので、身が引き締まります。
(締めるのは、マグロ、白エビ、牛肉、山菜、こんにゃく、みょうが、アスパラ、しいたけなど。野菜は、軽く湯がいてから締めるそうです。)

昆布締めの作り方

①たっぷりのお酢で昆布を拭く(多すぎる塩気を取る)
②魚は1cmくらいの厚さで切る。
③昆布の上に魚の切り身を並べる。
④ショウガを散らす(風味、臭みもとる)
⑤昆布ではさみ冷蔵庫へ

塩谷昆布店 高岡大仏前 量り売りの専門店 黒とろろの紹介

黒とろろ、ふりかけ用昆布、根昆布(昆布水)など販売しているお店です。
技術が必要とされるため黒とろろを削るところを見られるのは貴重ですね。
店頭で削っているところを見られるのは魅力です。

根昆布というのは、昆布の根っこのところで、とても硬い部分です。
水などに浸しておくと、ダシも出て身もやわらかくなります。


水に根昆布などの昆布をひたしておくことで昆布水を作ることができ、そのまま飲んだり、ダシとして料理に使うこともできます。

黒とろろの使い方・作り方

ご飯にのせる、おにぎりにまぶすなどして美味しく食べています。

とろろはお酢につけた昆布を削って作られます。
黒い表面は直接お酢に触れるため、それを削って作られる黒とろろは、塩味や酸味が強めです。
食べにくく捨てるのが当たり前でした。そのため、黒とろろは他県ではほとんど売られていないそうです。
富山県の人々は、それを美味しく食べてきたんですね。

黒い部分を削って残った白い部分を重ねてプレスし、ブロック状にして削ったものが白とろろです。うどんやご飯にかけて食べることが多いです。

白とろろと黒とろろのおにぎりセットは富山県の定番ですね。


北海道とのつながり 四十物昆布

街の声「昆布のことならあいものさん」
あいものとは、四十物と書きます。
生ものでもない、乾物でもない間の物(魚介加工品)が40種類あるから四十物という名前がついたそうです。

四十物姓の多い地域

①富山県 約200人
②北海道 約140人
③東京 約100人
東京にも意外といらっしゃるんですね。
富山県黒部市生地から北海道に出稼ぎに行って、昆布をお土産として持ち帰ったのが富山県で昆布が食べられるようになった理由のようです。
昆布は広布(ひろめ)とも呼ばれ末広がりで縁起がいい食べ物だったようです。

リニューアルオープンした高岡イオンにある久世福商店(サンクゼール)にも四十物昆布の商品は並べられているようですよ。
遊びに出かけた際は、裏面をチェックしてみて下さいね。

昆布の選び方

昆布をより美味しく食べるためには特徴に合わせて料理をすると良いそうです。
羅臼昆布 肉厚でやわらかくグルタミン酸が豊富。濃厚なダシが出ます。

利尻昆布 香り高く澄んだダシがとれるので京料理などに使われます。(京都で昆布と言えば利尻ですね。)

長昆布 繊維質が少なく煮るとすぐやわらかくなる。昆布そのものを食べるのに向いています。おでん、佃煮、昆布巻など。

真昆布 上品な甘みがありまろやかなダシが出ます。昆布締めや離乳食の出汁用にもオススメ。

日高昆布 くせが無く色んな料理にオールラウンドに使いやすい昆布です。


富山県の人は昆布の食べ方が上手です。
羅臼昆布をパリパリに焼いてスナック菓子感覚で食べられる商品もあるんですよ。
昔はストーブの上で昆布を焼いておやつに食べていたそうです。

それぞれの昆布の特徴を生かして料理を楽しんでみたいですね。
この機会にいつもの生活に昆布を取り入れてみて下さいね。

【参考記事】
【富山県】四十物昆布 香典返しの昆布の使い道 残さず食べるアイディアを紹介
【アカモク】NHKあさイチでも紹介されたスーパーフード アカモク(ギバサ)
【昆布】さお前昆布で楽しむとろけるように柔らかくて美味しい煮昆布の作り方
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