子どもとテオ・ヤンセン展へ!4時間たっぷり楽しんできました
夏休みに、富山県美術館で開催されている「テオ・ヤンセン展」に子どもと行ってきました!
夏休みの休日は混雑することが多く、駐車場が満車になったり、近隣駐車場の利用が必要になったりすることも。富山県美術館の公式Xでも休日の混雑について案内が出ていたので、今回は予定を合わせて平日に行くことにしました。
実際、平日は駐車場も空いていて、リアニメーションもワークショップも並ばずに楽しめました。
※開催期間・開館時間・料金などの基本情報は、訪問前に富山県美術館の公式サイトをご確認ください。
お昼を食べて11時40分前くらいに到着
早めに昼食を済ませてから駐車場へ。(美術館のレストランでも食事可能です。)
受付でチケットを購入し、まず1階の展示を見てから、2階のテオ・ヤンセン展へ向かいました。
展示では写真を撮りながら、まずはビーストを一通り見学。
展示を見るだけでサッと回れば15分くらいでも見られそうな感じです。
でも、今回はリアニメーションやワークショップ、常設展示なども楽しんだので、最終的には約4時間の滞在になりました。
実際に動くビーストは迫力満点!
テオ・ヤンセン展の楽しみのひとつが、実際にビーストが動く「リアニメーション」。
リアニメーションは1時間に1回、毎時00分に行われ、1回につき1体のビーストが動きます。
2種類のビーストが1時間ごと交互に動きます。
再入場ができるので、1体目を見たあとにいったん展示を出て、館内を見ながら次の時間まで過ごすこともできます。
今回は時間を合わせて、2体とも見ることができました!
どちらも実際に動くと迫力があってすごい!
特に、帆の動きやハンマー、しっぽ、前進後進など、それぞれの動きが面白かったです。
「どういう仕組みになっているんだろう?」と、動きそのものをじっくり見たくなりました。
ビーストの下にはカーペットが敷かれていて、その周辺から見ることができます。
今回は平日だったためか、最前列付近も開始15分前くらいから少しずつ座り始める感じでゆったり最前列で見れました。
美術だけじゃない視点で見ると面白い
実際に、ある人からは「テオ・ヤンセン展つまらなかった」という感想も聞きました。
確かに、美術作品としての美しさだけを求めて見ると、そう感じることもあるのかもしれません。
でも、テオ・ヤンセンの作品は、科学や技術の視点から見ると、また違った面白さが見えてきます。
テオ・ヤンセンは、オランダの造形作家。大学では物理学を学んでおり、物理学の知識と芸術的な発想が、風で動くストランドビーストにつながっています。
富山県美術館では、科学館職員による解説イベントもあり、美術と科学の両方から作品を見る機会もあります。
「なぜこんな動きをするんだろう?」
「どうしてこの素材なんだろう?」
「風だけで動くってどういう仕組み?」
そんな疑問を持って見ると、ただ作品を眺めるだけでは気づかなかった面白さが出てきます。
環境のこと、使われている素材、動く仕組みなど、少しずつ視点を増やしていくことで楽しみ方も増えていく展示だと思いました。
美術と科学、技術やものづくりを横断して楽しめるという意味では、STEAM教育的な面白さもある展示だと感じます。
常設展にも素敵な作品がいっぱい
テオ・ヤンセン展を見たあとも、ぜひ常設展までじっくり回ってほしいです。
子どもは「ピカソの絵を見た!」と嬉しそうにしていました。
ほかにも、錯視によって浮き上がって見えるような作品や、BARの立体作品など、子どもが面白がって見ている作品もありました。
メインの企画展だけでなく、常設展示にも素晴らしい作品がたくさん。
時間に余裕を持って、じっくり館内を巡るのがおすすめです。
展示のイスにも座ってみました
常設展で展示されているイスの一部には、実際に座ることができます。
実際に座ってみると座り心地もよく、見た目の美しさだけでなく家具としての面白さも体験できました。
瀧口修造のコレクションが面白い!
個人的に意外だったのが、瀧口修造のコレクション。
もっと真面目で難しい展示なのかなと思っていたら、へそ時計(体の真ん中にあるあのへそです。)や貝の宝箱などユーモアのある展示も多く、まるで「おもちゃ箱」のよう。
自分なら何をコレクションして飾る?と考えながら、子どもも喜んで見ていました。
ワークショップはストローヒンメリ作り
ワークショップでは、ストローヒンメリ作りに挑戦しました。
無料で、決められた開催時間の中で席が空いていれば参加できるスタイル。
最初に見たときは混雑していたものの、時間をずらして再び行くと参加することができました。
作り方はそれほど難しくないのに、完成するととても素敵!
子どもも大満足で、作ったヒンメリは家に持ち帰って飾っています。
休日はワークショップが混雑することも多いようなので、参加したい場合は時間に余裕を持っておくとよさそうです。
もしワークショップに入れなくても、お散歩ビンゴや折り紙などの配布もあるので、子どもが楽しめるものはほかにもあります。
お散歩ビンゴは先にもらっておくと、「次はこれを探してみよう!」と展示を見る目的ができるので、子どもと一緒に館内を回るのがさらに楽しくなります。
大型タッチパネルでポスターを楽しむ
3階には、大型タッチパネルを使ったデジタル展示もあります。
富山県美術館が収蔵するポスターコレクションの中から、たくさんのポスターを見ることができ、画面に次々と作品が現れます。
気になったポスターをタッチすると拡大して見ることができ、作者や国などから探すこともできます。
デザインはもちろん美しく、その中にメッセージ性もあり、色々なインスピレーションも受けました。小さな子どもも興味を持ってタッチして、いろいろなポスターを眺めていました。
「こんなポスターがあるんだ!」と、知らなかった作品に出会えるのも楽しいところ。
小さい子向けの絵本コーナーも
館内には、小さい子向けの絵本コーナーもあります。
展示をずっと見るのが難しい子でも、こういう場所があると途中でちょっと休憩しながら楽しめますね。
屋上庭園も楽しそう
今回は暑すぎて行きませんでしたが、涼しい日なら屋上庭園で遊ぶのも楽しそう。
展示を見たあとに外で遊べる場所があるのは、子ども連れには嬉しいですね。
「クマ割」でお得に!
富山県美術館には「クマ割」という嬉しいサービスもあります。
富山県美術館の象徴的な収蔵品であるクマの彫刻にちなんで、クマのグッズを身につけていると団体料金に。
なんとクマ柄の服でもOK!
子どもは無料なのでありがたいですが、大人も少しお得になるのは嬉しいですね。
お出かけ前に、家にクマグッズやクマ柄の服がないか探してみるのも楽しそうです。
4時間たっぷり楽しめました!
今回は、お昼を食べて12時少し前に入館。
テオ・ヤンセン展を見て、リアニメーションを見学。
いったん退場して館内の展示やデジタルポスターを楽しみ、再入場して2体目のリアニメーションを見学。
その後はコレクション展や瀧口修造のコレクション、イスやポスターなどをじっくり見て、ワークショップでストローヒンメリを作りました。
最後は売店へ。
素敵なお土産がたくさんあり、ストランドビーストの手作りキットも販売されていました。
たっぷり楽しんで、気がつけば約4時間。(駐車場料金は、440円でした。)
テオ・ヤンセン展だけなら比較的短時間でも見られますが、リアニメーションやワークショップ、常設・コレクション展なども合わせて楽しむなら、時間に余裕を持って行くのがおすすめです。
美術作品として見るだけでなく、科学、技術、環境、素材、仕組みなど、いろいろな視点から楽しめるテオ・ヤンセン展。
子どもと一緒に「これどうなってるんだろう?」と考えながら見るのも、とても楽しい時間でした。
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