2021年 1月8日(金)からの大雪で、大人の胸の高さまで埋もれるくらいの高さまで積もり、3連休はずっと家にいて雪かきをしていました。
その中で気づいたこと、こうしたら良かったということをメモしておきたいと思います。
・停電に備えカセットコンロや懐中電灯、カイロ、スマホの充電器を用意しておく
今のところ我が家は大きな停電はありませんが、場所によっては電気が止まったところもあるようです。停電時には、暖房も使えないのでキャンプ・アウトドア用品も役に立ちます。
アウトドア用品は高いけど、防災用品でもあると思えば良い買い物になりそうですね。
冷蔵庫はしばらく開けなければ大丈夫そうだけど、逆に外の方が冷えるかもしれませんね。
夜の停電に備え生活動線に明かりを用意しておくと安心です。
停電直後の行動にはスマホのライトも役立ちます!
「OKGoogleルーモス!」でハリーポッターの魔法のように点けるとお子さんも喜ぶと思います。
・食料品や日用品を備えておく
日頃から災害時にも使えるような食品を利用しながら常備しておきたいですね。
食料供給もストップする可能性が高いので、悪くなりやすい葉野菜やみそ汁に使ういつもの野菜を多めに切って冷凍しておいて、長期保存と調理の手間も減らしておくと良いです。
雪かきで毎日筋肉痛でクタクタ、手も運動の影響で震えてしまうので温めてすぐ食べられるようにしておくと良い。
ボトルウォーターやペットボトル飲料、レトルトカレー、カップ麺等停電時にも簡単に調理に使えるものも大事ですね。トイレットペーパーやオムツなどの消耗品も多めに!
・防寒用品
雪かきの装備は必要です。スノーウェアや防水手袋、長靴や帽子も用意しておきましょう!
毎日続くと干しているだけでは乾かないので、装備品の乾燥をするために布団乾燥機も役に立ちました!
長靴の中にアイラップを履いておくと足が冷たくなりにくいというライフハックもあるみたい。
子どもたちも雪遊びをしながら除雪を手伝っています。
そり遊び、雪だるま、かまくら等たっぷりの雪で楽しめます。
ひざ歩きで道を作ってあげたら、あとは子どもたちが勝手に遊んでくれます。
通り道を綺麗に作ったら、ミニカーや人形を並べて雪の大谷風の「#ウチの大谷」写真を撮るのも楽しいかも!
40年に一度クラスの大雪なので、家や道の様子なども写真で記録に残しておきたいですね。
除雪時には昔使っていたスノーウェアを使っていますがサイズが合わないので、今年は新しいものを買おうと思いました。( ;∀;)
子ども用は大きめを買ってサイズ調整しながら2,3年着てます。
手袋は、4歳になってようやく5本指がスムーズに使えるようになりました。
3歳頃までは指無しのミトンタイプの手袋の方が楽かもしれません。
・除雪用品
スノーダンプ(ママさんダンプ)、金具付プラスチックスコップ、雪が硬くなってくるとプラスチック製では割れてしまうので、金属製のスコップもあった方が良さそうです。
雪を捨てたり集めておいたりしておける場所があると助かりますね。
この大雪では庭も全て埋まってしまって置いておく場所もありませんでしたが・・・。
除雪をすると両腕が筋肉痛になって箸を持つ手も震えるくらい、体も芯まで冷えています。
調理やお風呂の掃除は、除雪の前に済ませておくとスムーズです。
カーポートがあることで除雪は楽でしたが、この大雪ではカーポートの倒壊の危険性もあります。
家を建てる時に2メートルの雪でも大丈夫な耐久性のあるカーポートを選んだのは良かったかなと思います。
少しでも軽くするよう下から突っついて可能な範囲で屋根の雪下ろしもしましたが、屋根の雪下ろし用の道具や脚立がないので何もできませんでした。
近所の方は晴れた日に梯子をかけてカーポートの上や家の屋根の雪下ろしをしていました。
危ないので必ず2人以上でするのが大事ですね!
家の前も自分の家だけが良ければ良いではなく、周囲の様子を見て助けが必要な高齢者などには自然と手を貸している姿が見られて、雪国の良さでもあるなと感じました。家の前の道は、救急車などの緊急車両や小学校の子どもたちが安全に通れるようにという視点も持って、安全な道を作ることを意識して雪かきするよう心がけています。災害時は、命を守るが一番大事ですね。
忘れてはいけないのが、エアコンの室外機や湯沸かし器の周りの除雪。
室外機が埋まってしまうとエアコンの暖房が使えなくなってしまいます。
室外機が埋まっていないかこまめに確認除雪しましょう。
設置する段階で、高床式倉庫のように積雪の影響の少ない高さに設置するのも良さそうです。
エアコンから冷たい風しか出なくなった時には、20分ほど冷房をかけて室外機を暖めるようにすると戻ることがありました。
・車の装備
道は除雪が間に合わず、タイヤが空回りして動けなくなったり、すれ違うだけの十分な広さも無かったりします。
基本的には、不要不急の外出はせず家で楽しく過ごすように心がけています。
大雪初日は、なんとか無理して仕事に行きましたし、行けるのが富山県人の強さでもありますが、無理することで遭難や緊急車両の妨げになることもあるのかなと思いました。
会社からは「遅れてもいいから出勤お願いします。」のメッセージもありましたが、学校が休みになったことで休みを頂くことができました。
ライフラインの命に関わる仕事以外は思い切って休むことも必要では無かったか?
出勤を管理する立場の人には、公共の利益を基準に早めに休業の判断をしていただくことで、無駄な渋滞を生まないことにもつながるのかなと思います。
それでも、必要な時があれば外出できるように車の周りも除雪しておきます。
車の中には、スノーブラシ、金属製スコップ、立ち往生に備えて毛布や食料品、簡易トイレ(消臭袋と子ども用のオムツでも代用できるかも?)など用意しておくと安心です。
また、通勤や買い物に行く際もいつもの道ではなく確実に除雪が入っている道や融雪装置が付いている道を選ぶようにしています。
家を建てる場所を選ぶときも家の前の道に融雪がついていると楽です。日頃から道の様子を確認しておくと良いですね。
タイヤが空回りして身動きが取れない(スタック)時は、前後に進んだり、ハンドルを左右に切って動いてみたり、タイヤの近くの雪を進みやすい傾斜をつけるようスコップで掘ったり固めたり、段ボールや車のマット、木の板を敷くのも良いようです!専用の商品もあるようです。
街中では、スタックした車を押して助け合う姿が見られるようです。抜けたらまたハマらないようそのまま走り抜けた方が良いので、押してもらう時には先にお礼を伝えておくと良さそうです。
お金に余裕があれば、四駆の車を選ぶことを強くオススメします。
・不要不急の外出はしない
命を守る仕事、ライフラインを守る仕事、必要な商品を届ける仕事・・・除雪が間に合わず道によっては救急車も通れないような状況です。
大雪の中では、自分や会社だけでなく社会的な利益を考え行動は慎重にする必要があると思います。
休める時は無理せず休むという判断も、この災害時には人を助けることにつながりますね。
まとめ 大雪に向け用意しておきたいもの
・カセットコンロ
・カセットガス
・モバイルバッテリー(停電に備え充電しておく)
・カイロ
・懐中電灯
・食料品や日用品の備蓄
・防水作業服 スノーウェア
・防水手袋
・長靴
・帽子
・布団乾燥機
・スノーダンプ
・プラスチックスコップ
・金属スコップ
・スノーブラシ
・離雪スプレー
・車の中に遭難時の備え(スコップ、食料品、毛布、携帯トイレ等)
大雪で気になったこと役に立ちそうなことを書き留めています。
少しでも役に立てたら嬉しいです。