【富山県】「富富富（ふふふ）」を美味しく食べるには水にもこだわって

富山県で作られた新しい米の品種「富富富（ふふふ）」をご存知ですか？

2018年10月に、県内のスーパーでも発売されるようになりました。同時に、東京の三越では富山県知事が出席して発売記念イベントも行われ、富山県が力を入れている商品の一つとなっています。木村文乃さんのポスターも印象的ですね。

富富富は、暑さに強く倒れにくい特徴がある品種です。今年は猛暑日が続きましたが、高温障害で不作にならずに無事に出荷できているのは品種の持つ強さもあるのかもしれませんね。農林水産省によると、平成30年の富富富の一等比率は、９９・１パーセントとのこと。コシヒカリの一等比率が通常９０パーセント程度なのと比べると高い比率となっています。

2018年10月現在、地元のスーパーやネットでは2キロの小袋で1,000円程度で販売されています。正直、四人家族じゃすぐに無くなってしまう量です。お米は親戚の家から譲ってもらう家庭も多く、美味しいお米を食べ慣れた富山の厳しい主婦には売れないのじゃないかと心配していました。しかし、その小ささが試しやすさにもなり、富山の美味しいものを色々ダンボールに詰めて送ってあげようという気持ちにもなるようで、私の周囲では買ってみたという話もよく聞きます、味も評判が良いです。

富富富本来の良さを体験するには、是非富山の、黒部の美味しい水も一緒に使って欲しいと思います。県外に住んでいたときに、富山米を水道水で炊いたら美味しくなかったことがあります。水はそれほど米の味を左右します。美味しくお米を食べるには水の質にもこだわってみて下さいね。